短期間で自己分析を完成させる|経験・強み・企業選びの軸を整理する5ステップ

「自己分析をやった方がいいとは聞くけれど、何から始めればいいのか分からない」

そんな状態で止まっている人は少なくないと思います。

過去を振り返ろうとしても、

どこまで書けばいいのか分からない。

強みを考えようとしても、

何を強みと呼べばいいのか迷う。

自己分析は大切だと言われる一方で、意外と手を付けにくい作業です。

ただ、最初からきれいに整理しようとしなくても大丈夫です。

まずは、

これまでの経験を振り返る。

そこから自分の行動の特徴を見つける。

その特徴を企業選びや志望動機につなげていく。

自己分析は、そのくらいの流れで考えた方が進めやすいと思います。

この記事では、

理系学生が自己分析を進めるときの流れを5つのステップで整理していきます。

なお、

自己分析そのものの考え方や役割については、

理系の自己分析 完全ガイド

でまとめています。

「そもそも自己分析は何のためにやるのか」

から整理したい人は、そちらから読んでみてください。

目次

自己分析を始める前に知っておきたいこと

自己分析というと、

まず強みを探そうとする人が多いかもしれません。

ただ、いきなり強みを考えようとすると意外と進みません。

なぜなら、

強みは考えて作るものというより、

これまでの経験を振り返る中で見えてくることが多いからです。

そのため、

最初は強み探しから始めるより、

経験を集めるところから始めた方が進めやすいと思います。

経験を振り返る。

共通する行動を探す。

そこから特徴を整理する。

この順番の方が自然です。

また、

この段階で企業選びの軸や志望動機まで完璧に決める必要はありません。

自己分析は、

就活を進めながら少しずつ整理されていくものです。

まずは材料集めから始める。

そのくらいの感覚で考えてみてください。

STEP1 過去の経験を書き出す

最初にやることは、

これまで取り組んできた経験を書き出すことです。

ここで意識したいのは、

立派な経験を探そうとしないことです。

自己分析で見たいのは、

経験の大きさではありません。

その中で、

どんなことを考え、

どんな行動を取っていたかです。

そのため、

研究発表で賞を取った経験だけを探す必要はありません。

研究

授業

実験

アルバイト

サークル

部活

趣味

学外活動

など、自分が実際に取り組んだことなら十分です。

研究の経験を書き出してみる

理系学生の場合、

研究は自己分析の材料になりやすいと思います。

たとえば、

どんなテーマを扱っているのか。

どこで苦労したのか。

どうやって乗り越えたのか。

なぜ続けられているのか。

そんなことを振り返ってみます。

研究内容そのものより、

その過程でどんな行動を取っていたかを見る方が、後の自己分析につながりやすくなります。

授業や実験も立派な材料になります

自己分析というと、

特別な経験が必要だと思う人もいるかもしれません。

ただ、授業や実験の中にも特徴は表れます。

計画を立てて進めることが多かった。

データを整理する作業が苦にならなかった。

分からないことを調べるのが好きだった。

そんな小さなことでも十分です。

むしろ、

日常的な場面の方が自分らしい行動が見えやすいこともあります。

アルバイトやサークルも振り返ってみる

研究以外の経験も見てみましょう。

アルバイトでは、

接客が好きだったのか。

改善提案をすることが多かったのか。

裏方の仕事が落ち着いたのか。

サークルでは、

まとめ役になることが多かったのか。

調整役になることが多かったのか。

企画を考えるのが好きだったのか。

研究とは違う場面を見ることで、

共通する特徴が見つかることもあります。

日常の工夫も意外とヒントになります

自己分析というと、

大きな経験ばかりに目が向きがちです。

ただ、

普段の行動の中にもヒントはあります。

気になったことはすぐ調べる。

効率化を考えるのが好き。

計画を立ててから動く。

まず試してみることが多い。

こうした傾向も、

後から強みや企業選びにつながることがあります。

まずは、

思い出した経験を並べてみるくらいで十分です。

この段階では整理しようとせず、

材料を集めることを優先してみてください。

STEP2 共通する行動パターンを探す

経験を書き出したら、

次はその中に共通する行動がないかを見ていきます。

自己分析というと、

まず強みを見つけようとする人も多いと思います。

ただ、

いきなり強みを考えようとすると意外と難しいものです。

そのため、

まずは強み探しではなく、

「自分はどんな動きをすることが多いのか」

を見るところから始めてみましょう。

経験ではなく「動き方」に注目してみる

たとえば、

研究では試行錯誤しながら進めていた。

アルバイトでは業務改善の提案をしていた。

サークルでは問題が起きると調整役になることが多かった。

という経験があったとします。

一見すると別々の経験です。

ただ、

「問題を見つけて改善する」

「課題があると動きたくなる」

という共通点が見えてくることがあります。

自己分析では、

何をやったかより、

どんな場面でどう動くことが多いのか

を見る方が、自分の特徴が見つかりやすいと思います。

よくある行動パターンの例

行動パターンにはいろいろあります。

たとえば、

分からないことがあると調べたくなる。

課題を見つけると改善したくなる。

計画を立ててから進めることが多い。

まずやってみてから考えることが多い。

周囲と相談しながら進める方が安心する。

一人で集中して取り組む方が好き。

などです。

もちろん、

ここに当てはまる必要はありません。

大事なのは、

複数の経験に共通して出てくる特徴があるかどうかです。

強みを探すより見つけやすいこともあります

「あなたの強みは何ですか」

と聞かれると迷う人も多いと思います。

一方で、

「どんな場面でそう動くことが多いですか」

と聞かれると、

意外と答えやすかったりします。

そのため、

この段階では無理に強みを作ろうとしなくても大丈夫です。

まずは、

自分の行動のクセや傾向を見つける。

それだけでも十分前へ進んでいます。

2〜3個ほど共通する特徴が見えてくれば、

次のステップへ進めます。

STEP3 強みを仕事の言葉へ変換する

行動パターンが見えてきたら、

次はそれを就活で使える形へ整理していきます。

ここで初めて、

自己PRや面接につながる形になっていきます。

「真面目」で終わらせない

自己分析をしていると、

真面目

努力家

責任感がある

といった言葉が出てくることがあります。

もちろん間違いではありません。

ただ、

そのままだと少し曖昧です。

企業側が知りたいのは、

真面目かどうかというより、

どんな場面でどんな行動を取る人なのか

だからです。

たとえば、

真面目

計画を立てて継続できる

責任感がある

最後までやり切る傾向がある

というように、

行動で説明できる形へ変えていきます。

弱みも見方を変えると特徴になります

自己分析をしていると、

慎重すぎる

心配性

細かいことが気になる

という特徴が見つかることもあります。

ただ、

それを無理に消そうと考える必要はありません。

たとえば、

慎重

リスクを考えながら進める

細かいことが気になる

精度を高めるために確認する

という見方もできます。

もちろん、

どんな特徴にも良い面と注意点があります。

ただ、

単純に長所と短所に分けるより、

どんな場面で表れやすい特徴なのか

と考える方が整理しやすいと思います。

経験とセットで説明できる状態を目指す

この段階で目指したいのは、

立派な自己PRを完成させることではありません。

自分の特徴を、

経験とセットで説明できる状態にすることです。

たとえば、

研究でもアルバイトでも改善提案をすることが多かった。

だから、

課題を見つけて改善することが自分の特徴だと思っている。

そのくらい整理できれば十分です。

後からガクチカや自己PRを作るときにも使いやすくなります。

ここまで来ると、

経験と強みの整理はかなり進んでいます。

次は、

その内容を企業選びや志望動機につなげるために、

企業選びの軸を整理していきます。

STEP2 共通する行動パターンを探す

経験を書き出したら、

次はその中に共通する行動がないかを見ていきます。

自己分析というと、

まず強みを見つけようとする人も多いと思います。

ただ、

いきなり強みを考えようとすると意外と難しいものです。

そのため、

まずは強み探しではなく、

「自分はどんな動きをすることが多いのか」

を見るところから始めてみましょう。

経験ではなく「動き方」に注目してみる

たとえば、

研究では試行錯誤しながら進めていた。

アルバイトでは業務改善の提案をしていた。

サークルでは問題が起きると調整役になることが多かった。

という経験があったとします。

一見すると別々の経験です。

ただ、

「問題を見つけて改善する」

「課題があると動きたくなる」

という共通点が見えてくることがあります。

自己分析では、

何をやったかより、

どんな場面でどう動くことが多いのか

を見る方が、自分の特徴が見つかりやすいと思います。

よくある行動パターンの例

行動パターンにはいろいろあります。

たとえば、

分からないことがあると調べたくなる。

課題を見つけると改善したくなる。

計画を立ててから進めることが多い。

まずやってみてから考えることが多い。

周囲と相談しながら進める方が安心する。

一人で集中して取り組む方が好き。

などです。

もちろん、

ここに当てはまる必要はありません。

大事なのは、

複数の経験に共通して出てくる特徴があるかどうかです。

強みを探すより見つけやすいこともあります

「あなたの強みは何ですか」

と聞かれると迷う人も多いと思います。

一方で、

「どんな場面でそう動くことが多いですか」

と聞かれると、

意外と答えやすかったりします。

そのため、

この段階では無理に強みを作ろうとしなくても大丈夫です。

まずは、

自分の行動のクセや傾向を見つける。

それだけでも十分前へ進んでいます。

2〜3個ほど共通する特徴が見えてくれば、

次のステップへ進めます。

STEP3 強みを仕事の言葉へ変換する

行動パターンが見えてきたら、

次はそれを就活で使える形へ整理していきます。

ここで初めて、

自己PRや面接につながる形になっていきます。

「真面目」で終わらせない

自己分析をしていると、

真面目

努力家

責任感がある

といった言葉が出てくることがあります。

もちろん間違いではありません。

ただ、

そのままだと少し曖昧です。

企業側が知りたいのは、

真面目かどうかというより、

どんな場面でどんな行動を取る人なのか

だからです。

たとえば、

真面目

計画を立てて継続できる

責任感がある

最後までやり切る傾向がある

というように、

行動で説明できる形へ変えていきます。

弱みも見方を変えると特徴になります

自己分析をしていると、

慎重すぎる

心配性

細かいことが気になる

という特徴が見つかることもあります。

ただ、

それを無理に消そうと考える必要はありません。

たとえば、

慎重

リスクを考えながら進める

細かいことが気になる

精度を高めるために確認する

という見方もできます。

もちろん、

どんな特徴にも良い面と注意点があります。

ただ、

単純に長所と短所に分けるより、

どんな場面で表れやすい特徴なのか

と考える方が整理しやすいと思います。

経験とセットで説明できる状態を目指す

この段階で目指したいのは、

立派な自己PRを完成させることではありません。

自分の特徴を、

経験とセットで説明できる状態にすることです。

たとえば、

研究でもアルバイトでも改善提案をすることが多かった。

だから、

課題を見つけて改善することが自分の特徴だと思っている。

そのくらい整理できれば十分です。

後からガクチカや自己PRを作るときにも使いやすくなります。

ここまで来ると、

経験と強みの整理はかなり進んでいます。

次は、

その内容を企業選びや志望動機につなげるために、

企業選びの軸を整理していきます。

自己分析で止まりやすい人の特徴

自己分析を進めていると、

途中で手が止まってしまうことがあります。

ここでは、

理系学生が特に止まりやすいポイントを整理しておきます。

深掘りばかり続けてしまう

真面目な人ほど、

もっと深く考えた方がいいのではないか

まだ整理が足りないのではないか

と感じることがあります。

もちろん、

考えること自体は悪いことではありません。

ただ、

自己分析は深く考えることが目的ではありません。

ガクチカを書ける。

志望動機を考えられる。

企業選びの判断材料になる。

そこまで整理できているなら、一度次へ進んでみるのも良いと思います。

実際には、

企業研究をしている中で気付くこともありますし、

志望動機を書いている途中で考えが整理されることもあります。

診断ツールばかり増えていく

自己分析ツールや適性診断を使う人も多いと思います。

実際、

自分では気付かなかった特徴が見つかることもあります。

ただ、

診断結果を集めるだけでは、

ガクチカや志望動機は作れません。

就活で使うのは、

診断結果そのものではなく、

自分の経験や行動の特徴です。

診断はヒントとして活用しながら、

最終的には自分の経験に戻ってくる方が整理しやすいと思います。

やりたいこと探しで止まってしまう

自己分析を始めると、

本当にやりたいことを見つけなければいけない

と思うことがあります。

ただ、

就活を始めたばかりの段階で、

そこまで明確になっている人はそれほど多くありません。

そのため、

今は

興味があること

合いそうな働き方

重視したいこと

が少し見えているくらいでも十分です。

やりたいことは、

企業研究やインターンを通して後から見えてくることもあります。

AIを使うと整理しやすい部分

自己分析は、

一人で考えていると同じところを行ったり来たりすることがあります。

そんなときは、

AIを整理役として使ってみるのも一つの方法です。

たとえば、

研究で取り組んだこと。

アルバイトで工夫したこと。

サークルで頑張ったこと。

を書き出して、

「共通する行動パターンはありますか」

と聞いてみると、

自分では気付かなかった特徴が見えてくることがあります。

また、

ガクチカや自己PRのたたき台を作る場面でも活用しやすいです。

ただし、

AIが答えを決めてくれるわけではありません。

どんな企業を選びたいのか。

何を重視して働きたいのか。

そうした判断は自分自身で行う必要があります。

AIは答えを出すための道具というより、

考えを整理するための補助として使う方が相性が良いと思います。

まとめ|自己分析は「使える状態」になれば十分です

自己分析というと、

自分を深く理解しなければいけない。

完璧に整理しなければいけない。

そんなイメージを持つことがあります。

ただ、

就活で求められるのは、

完璧な自己理解ではありません。

自分の経験を説明できること。

自分の行動の特徴を理解できること。

企業選びや志望動機につながる考え方を持てること。

まずはそこまで整理できれば十分です。

この記事で紹介した流れを振り返ると、

経験を書き出す。

共通する行動パターンを探す。

強みを仕事の言葉へ整理する。

企業選びの軸を仮置きする。

ガクチカや志望動機につなげる。

という流れになります。

ここまで整理できれば、

自己分析としてはかなり前へ進んでいます。

次に、

経験をガクチカへ整理したい人は、

理系のガクチカの作り方 完全ガイド

企業選びの軸を志望動機につなげたい人は、

理系の志望動機の作り方

を読んでみてください。

また、

ESや面接を含めた選考対策全体を整理したい人は、

理系の選考対策 完全ガイド

も参考になると思います。

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