理系就活スタートガイド|まず何から始めるかを整理

就活を始めようと調べ始めると、自己分析、企業研究、インターン、ES、適性検査、面接と、やるべきことが次々に出てきます。

一つずつ確認していくうちに、「結局、何から手をつければいいのだろう」と迷ってしまう人も多いはずです。情報は十分に集まっているのに、最初の一歩がなかなか決められない――そんな状態になっていないでしょうか。

ですが、就活は最初からすべてを同時に進める必要はありません。まず大切なのは、今の自分がどの段階にいて、何につまずいているのかを把握することです。

この記事では、就活全体を一から詳しく説明するのではなく、あなたの今の状況と悩みを一緒に確認しながら、最初に取り組むべきことを案内していきます。自分に近いと感じる部分から読んでみてください。

この記事で分かること

  • 就活を始めるときに、まず確認したい自分の現在地
  • 時期と準備の進み具合から、今の状況を確かめる方法
  • 企業選び・選考対策・優先順位の整理のうち、最初に進めるべきこと
  • 今は後回しでよいことと、次に読みたい記事

就活は、全部を同時に始めなくていい

就活を始めたばかりの時期は、やることの全体像がつかみにくいものです。そのため、目についた情報を片っ端から追いかけていると、かえって迷いが深くなってしまいます。

自己分析を終えてから企業を探すべきなのか、それとも先に企業を見てから考えるべきなのか。インターンへの応募とES対策は、どちらを優先すべきなのか。こうした疑問に、誰にでも当てはまる正解はありません。

就活を始める時期、志望する業界、研究や授業の忙しさ、すでに準備できていることによって、優先順位は人それぞれ変わってきます。

だからこそ、最初から完璧な計画を立てようとするより、まず次の二つを確認するほうが、結果的にスムーズに進められます。

  • 今の自分が、就活全体のどの段階にいるのか
  • 今、何が分からなくて止まっているのか

この二つがはっきりすれば、「今すぐ進めること」と「後回しにしていいこと」を自然に分けられるようになります。

まずは、時期と準備の進み具合を確認する

最初に確認したいのは、今の時期だけではありません。就活では、時期と実際の準備の進み具合が一致していないことも多いからです。

同じ大学3年生の秋でも、すでに複数のインターンに参加している人もいれば、これから業界研究を始める人もいます。周囲と比べるのではなく、「時期」と「準備の進み具合」を分けて確認することが大切です。

いつ、何を進める時期か分からない場合

インターン、本選考、ES、面接などがいつ頃始まるのか分からない場合は、まず就活全体のスケジュールを確認しましょう。

理系就活のスケジュールでは、就活の流れと、時期ごとに進めておきたいことをまとめています。今の時期に何を始めればいいのか分からない人は、まずここで全体の流れをつかむと、そのあとが進めやすくなります。

今の進み具合に合った進め方が分からない場合

時期は分かっていても、自分の準備状況に合った進め方が分からないこともあります。

理系就活のフェーズ別完全ガイドでは、就活の進み具合を早期・標準・出遅れなどの段階に分け、それぞれの状況に合った進め方を整理しています。

スケジュールの記事が「いつ何をするか」を確認するためのものなら、フェーズ別ガイドは「今の準備状況から何を優先すべきか」を確認するための記事です。今の自分に合った進め方を知りたい人は、こちらを読んでみてください。

今の悩みに合わせて、最初に進めることを選ぶ

時期と準備の進み具合を確認したら、次は「自分は何で止まっているのか」を考えてみましょう。

すべての悩みを一度に解決しようとする必要はありません。今の状態に最も近いものを一つだけ選び、対応する記事から読み進めてみてください。

やることは分かるが、優先順位を決められない

企業研究、自己分析、ES対策など、必要な作業自体はある程度分かっているものの、どれから手をつければいいか決められない状態です。

こういうときは、情報をさらに増やすよりも、就活全体の進め方と力の入れどころを見極めるほうが先です。

理系就活の戦略完全ガイドでは、就活で取り組むべきことの順序や、優先順位の付け方をまとめています。すべてに同じ力をかけるのではなく、今の状況で重要なことから選びたい人に向いています。

企業や職種の選び方が分からない

企業を調べ始めたものの、どの業界を見ればいいのか、メーカーとITのどちらが自分に合うのか、研究開発・設計・生産技術などの職種をどう選べばいいのか、判断がつかない状態です。

企業名を闇雲に増やす前に、まず自分が何を基準に企業や職種を見るのかを整理してみましょう。

理系の企業選び完全ガイドでは、仕事内容、職種、技術分野、働き方、勤務地、キャリアなど、企業を選ぶときに確認しておきたい判断軸を紹介しています。知名度や人気だけでなく、自分に合う選択肢を探したい人は、ここから進めてみてください。

自己分析や選考準備の進め方が分からない

自分の強みや経験をうまく説明できない、自己PRやガクチカがなかなかまとまらない、ESと面接をどの順番で準備すればいいか分からない、という状態です。

自己分析だけを延々と続けるのではなく、選考全体の中で何を準備すべきかを確認すると、格段に進めやすくなります。

理系の選考対策完全ガイドでは、自己分析、ES、適性検査、面接など、内定までに必要な準備をまとめています。選考対策の全体像をつかんだうえで、今の自分に必要なテーマへ進むことができます。

出遅れたと感じて焦っている

周囲がすでにインターンや選考に進んでいる、本選考が近いのに準備が追いついていない、内定がないまま時間だけが過ぎている――そんな焦りを感じている状態です。

こういうときは、一般的な就活スケジュールを最初から追いかけるより、今の状況から立て直すための優先順位を決めるほうが重要です。

理系就活の出遅れ・逆転ガイドでは、現在の時期と準備状況を確認しながら、何を省き、何を優先して進めるべきかを整理しています。焦って複数の対策に手を広げてしまう前に、まずこちらで立て直し方を確認してみてください。

理系就活を進める基本的な順序

就活の進め方は人によって異なりますが、大きな流れは次のように整理できます。

現在地を確認する ↓ 進みたい方向を整理する ↓ 企業や職種を選ぶ ↓ 自分の経験や強みを伝えられる形にする ↓ ES・適性検査・面接の準備を進める

ただし、この順番どおりに一度進めれば終わり、というわけではありません。

企業を調べたことで、自分が大切にしたい価値観に気づくこともあります。面接を受けたことで、企業選びの軸を見直したくなることもあるでしょう。自己分析も企業研究も、最初から完成させるものではなく、就活を進めながら少しずつ修正していくものです。

大切なのは、順番を完璧に守ることではありません。今の自分に必要な作業を見つけ、一つずつ進めていくことです。

まずは、進めることを一つだけ決める

何から始めるか迷ったときは、複数の記事を一度に読み比べる必要はありません。

まずは、次の手順で一つだけ選んでみてください。

  1. 今の自分が何で止まっているのかを決める
  2. その悩みに対応する記事を一つ読む
  3. 読み終わったら、今日進める作業を一つ決める

例えば、企業選びで止まっているなら、興味のある企業を何十社も探す前に、まず企業を見る基準を一つ決めます。選考対策で止まっているなら、ESと面接を同時に完成させようとせず、まずは自分の経験を一つ整理してみましょう。

今日やらないことを決めるのも、優先順位をつけるうえでは大切な作業です。選ばなかった作業は、必要になったときに戻れば問題ありません。

まとめ|現在地を確認し、最初の一歩を決める

就活を始めると、自己分析、企業研究、インターン、ES、面接など、やるべきことが次々に見えてきます。

しかし、最初からすべてを同時に進める必要はありません。

まずは、自分が就活全体のどの段階にいるのかを確認しましょう。そのうえで、優先順位、企業選び、選考対策、出遅れ対策のうち、今どこで止まっているのかを一つ選んでみてください。

最初から、就活全体の正解を決める必要はありません。次に読む記事と、今日進める作業を一つ決めるだけで十分です。

次に読むべき関連記事

ここまで読んで自分に近い悩みが見えたら、対応する記事から確認してみてください。

理系就活のスケジュール

就活の流れと、時期ごとに進めたいことを整理しています。インターンや本選考がいつ始まり、今の時期に何をすればよいのか分からない人は、まず時間の流れから確認してみてください。

理系の企業選び完全ガイド

企業・業界・職種をどのような基準で見ていくかを整理しています。企業を調べ始めたものの、違いや選び方が分からない人は、企業選びの考え方から確認すると進めやすくなります。

理系の選考対策完全ガイド

自己分析、ES、適性検査、面接など、選考に向けた準備の全体像を整理しています。応募や本選考が近づき、何から対策すればよいか迷っている人はこちらを確認してみてください。